2022.11.16

地域文化祭(片町文化センター) 参加報告

日時|2022 年 10 月 29 日(土)13:00~16:00
場所|府中市 片町文化センター
参加者|約 55 名 20 組

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府中市内の各所に存在し地域活動拠点となっている文化センター。協働している府中文化生涯学習課の勧誘のもと片町文化センターで活動している自主グループの地域文化祭に参加しました。

より多くの市民に「ラッコルタ」の活動を知ってもらい、素材に触れる機会を創出するために、当イベントにてワークショップを開催しました。より地域に根ざした場所において、どのような出会いがあるか期待しながら準備を進めていきました。今回も「生涯学習フェスティバル」や「市民文化の日」と同様、複数の素材を用意し「創造素材ラボ」として、参加者が自由に素材を選び創作するスタイルで実施。その素材への向き合い方、組み合わせ、プロセスを私たちラッコルタスタッフが追っていきます。

施設の備品に「畳」があったので、創作スペースとして床と机の両方を用意。畳は未就学児や家族連れなどに好評でした。机上、そして畳上での作業は、素材への目線や距離感が変わり、モノに向き合う空間性に変化をもたらします。

生涯学習フェステバルの参加者が、はじめから作りたいものをイメージしながら改めて来場したり、別の場所で段ボール小片を見かけたことを契機に”作りたい”と思って参加されたり、各自の目的を持ってお越しくださった方々がいました。

お母さんが作った作品を子供が真似たり、子供が作ったパーツを取り入れながらお父さんが作品にしたり、ここでも言葉を越えたコミュニケーションが行われていました。

また親子で作ることでお互いの発想や技術の高さに感心し、大人・子供ではなく 1 個人として認め合う場が見られました。

用意した素材|段ボール小片・ランドセル合成皮革・布ハギレ・ドットボタン・カッティングシート他

参加者がじっくりと集中して創作する様子に文化センターの職員の方も驚き感心されていました。

企業から提供された素材を通して、企業を知るだけでなく、お互いを認め合うコミュニケーションが生まれ、それぞれの作品に発展、循環していく様子があちらこちらで見られたワークショップとなりました。

※当事業は、市民提案型協働事業として府中市の文化生涯学習課と協働しています。

素材提供企業:株式会社TOKIO Lab、株式会社協和、樋口鞄工房株式会社、株式会社F.F.P.、佐藤洋裁教室、GREEN
主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、特定非営利活動法人アーティスト・コレクティヴ・フチュウ