「市民文化の日」@ 生涯学習センター 参加報告
日時|2022 年 10 月9日(日)10:00~14:00
場所|府中市生涯学習センター
参加人数|約21 名
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ラッコルタの活動拠点でもある府中市では、10 月の第2日曜日を「市⺠文化の日」とし、市内 8 つの公共施設で学ぶ・遊ぶ・体験する! をテーマに、市⺠が気軽に豊かな文化・芸術を体験できるきっかけづくりを行っています。
より多くの府中市民に「ラッコルタ」の活動を知ってもらうために、市の文化施設で開催される当イベントにてワークショップを開催しました。「創造素材ラボ」として、参加者が素材に触れ、自由にものづくりをする機会を創出。前回参加した府中生涯学習フェスティバルと同様、目的や制限を設けず、自由に素材を選択し創作に向き合う時間を重視します。そのプロセスを見守りながら、私たちラッコルタスタッフ自身も、モノそのものへの向き合い方、モノから生まれるコトについての学びを得ていきます。
創造素材のひとつに、内装用の色彩豊かなカッティングシートが加わり、参加者の表現がさらに広がっていきました。地元企業から提供された素材の背景にふれながら、自由に素材と対峙してもらいます。
用意した素材|段ボール小片・ランドセル合成皮革・布ハギレ・ドットボタン・カッティングシート他
親子で参加する方も多く、一緒に作ったり違うものを作ったり、それぞれのスタイルで創作を楽しんでいました。また、同じ施設で開催している企画に参加して作ったものを、ラッコルタの素材を使って装飾する参加者もいました。スタッフが作った段ボール小片のパーツを自分の作品に取り入れる子供もいて、ものづくりを通した新しいコミュニケーションが生まれていました。
自分の創作にじっくりと取り組む姿は前回同様多く見られましたが、他の人が作ったパーツや手法を取り入れたり、別の場所で作ったものに素材を付け加えたり。「創作」という共通の作業を通して、お互いを知るコミュニケーションが生まれていました。
※当事業は、市民提案型協働事業として府中市の文化生涯学習課と協働しています。
素材提供企業:株式会社TOKIO Lab、株式会社協和、樋口鞄工房株式会社、株式会社F.F.P.、佐藤洋裁教室、GREEN
主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、特定非営利活動法人アーティスト・コレクティヴ・フチュウ