ラッコルタ – 創造素材ラボ- vol.1 オンラインワークショップ+展覧会 「暮らしの彫刻」 参加者募集!(終了しました)
あなただけのカタチをつくり
それを生活空間に組み入れてみましょう。
いつもの風景を見つめ直してみませんか?
ダンボールのパーツを使って、アーティストと一緒に「暮らしの彫刻」をつくります。いつもの自宅の景色を、いつもと違った視点で見つめ直すオンラインワークショップです。できあがった「暮らしの彫刻」は写真に撮って、展覧会で共有します。
オンラインワークショップ|「暮らしの彫刻」をつくろう!
ワークショップ開催概要
日時|2021年12月5日(日)
午前の部 (10:00 – 12:00) 、午後の部 (14:00 – 16:00)
※全2回(各回2時間を予定)
場所|オンライン ※Zoomを利用予定です。アクセス方法は申込後に詳細をご連絡いたします。
講師・アーティスト|三木麻郁(美術家)
対象|どなたでも参加いただけます ※親子でご参加もいただけます
定員|各回 10名 ※先着順
参加費|無料
申込方法|申込フォームに必要事項を入力の上、送信してください。
※個人情報は、本事業の運営およびご案内のみに使用いたします。
※申込締切後、ご自宅にワークショップに使用する素材を郵送します。
申込締切|(募集延長しました!) 2021年11月30日(火)17:00まで
※ワークショップは終了いたしました。
ワークショップの流れ
事前にワークショップの素材と説明書をお送りします。当日はご自宅よりオンラインでご参加いただき、以下の流れで進めます。
- つくる:アーティストの三木さんと交流をしながら、素材を使ってカタチ(暮らしの彫刻)をつくります(1時間程度)。ダンボールのパーツを原子やDNAに見立て、加えたり削ぎ落としたりしながら、それぞれの物質/生命体のカタチを立ち上げます。
- みせる:家の中にカタチを置き写真を撮る場所を探します。設置したら、みんなで見せ合って話しましょう。
- おくる:お手持ちのカメラで写真を撮って、メールで送ってください(スマートフォンの撮影でも構いません)。翌日から展覧会で写真を展示します。 ※ 当日は「暮らしの彫刻」の制作やプレゼンテーション、参加者同士のコミュニケーションを行います。PCやタブレットのカメラやマイクが使える環境でご参加ください。
素材|ダンボールの梱包材
製品が送られてくる際、ポンプが揺れないように、また部品がつぶれないように押さえる緩衝材。切り込みと折り線のついたダンボール材。提供|株式会社TOKIO Lab (空気や水をコントロールするポンプを主体とした製品開発を行う府中市の企業)
展覧会|ラッコルタ-創造素材ラボ-「暮らしの彫刻」ワークショップ成果展
ワークショップ参加者の写真作品、講師の三木麻郁さんの作品等を展示予定です。オンラインワークショップの様子は展示会場でも追体験することができます。
展覧会詳細
会期|2021年12月6日(月)〜12月19日(日) 11:00 – 17:00
会場|とりときハウス ギャラリー 東京都府中市宮西町4丁目13番地の4
紹介動画
今回のワークショップを担当するアーティスト三木麻郁さん、素材をご提供いただいた企業 株式会社TOKIO Labを紹介します。
アーティストからのメッセージ
私は「変換する」ことから制作活動を始めました。いくつかのテーマを経て、それは「いつも見ている景色を捉えなおす」試みにも繋がっていきます。新型コロナウィルス感染拡大により、圧倒的に家で過ごす時間が増えたことから、家の内側でいても、そうした試みができることに気がつきました。
家は住まう人々によってつくられるものです。昨日と今日とではあまり変わらないようですが、細部は状況によって刻一刻と変化しています。その中で、ハッとする美しさや愛おしさを感じる瞬間は、一瞬でした。そうした出会いを、私は、扱いに少し手間取るデジタル一眼レフを使って写真に収め続けています。(作品「diary」としてInstagramで現在も発表)
今回のオンラインワークショップは、株式会社TOKIO Lab様からご提供いただく廃材を使って、ご自宅で立体物を制作します。さらにそれをお手持ちのカメラ(スマートフォンのカメラもOK)を使って、家と関連するどこかで撮影します。その後のミーティングで、一連の活動と撮影した写真を鑑賞し合いながら、参加者それぞれの体験や発見を共有します。
ワークショップの限られた時間の中だけで、作品を完成させようと思わなくて大丈夫です。暮らしの中で奇妙なオブジェをつくってみること、いつもと少し違う家の見つめ方をすることを、一緒に面白がれたら嬉しいです。
アーティストプロフィール
三木麻郁 Maaya Miki 美術家 / Artist
文学、数学、天文学、音楽などの領域を行き来しながら、既存の規則ルールを少し変化させ別の装置を使って再現する。固定観念からほんの少し脱輪させることで見える(感じる)風景を、様々なメディアを通して再現を重ねる。私たちが見慣れてしまった世界の俯瞰を試みている。私は世界の一端にしか触れられないことについて、謙虚に、真摯になりたいと思う。
1987年生まれ。 東京を拠点に活動。
2013年 武蔵野美術大学油絵学科油絵専攻卒業。
2015年 東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。
近年の主な展示
2020年| Media Ambition Tokyo2020 (渋谷キューズ/東京)
2019年|3331 Art Fair 2019 (千代田3331/東京)
2017年|四方幸子企画「Critical Selfies」三木麻郁個展「誕生の讃歌/Hymn of birth」(gallery to plus/東京)
2015年|川の間〈コネクション〉「くるみの幼子/母になる」(cafe maru/東京)群馬青年ビエンナーレ2015(群馬近代美術館/群馬)
2022年1月、「KYOTO STEAM 2022 国際アートコンペティション」(京都/京セラ美術館)に出品予定。
「ラッコルタ -創造素材ラボ-」とは?
「ラッコルター創造素材ラボ」は地元企業から提供された素材を、創造活動に活かす仕組みづくりです。 アーティストのワークショップを通じて、子供や大人が素材から発想した表現づくりに取り組みます。本プログラムは、令和3-4 年度市民提案型協働事業として、府中市の文化生涯学習課と協働しています。
主催|東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、NPO 法人 アーティスト・コレクティヴ・フチュウ(ACF)
協力|株式会社TOKIO Lab 玉川石材工業株式会社 日本光具株式会社 一般社団法人まちづくり府中
※本事業は東京アートポイント計画の一環で実施しています。