Fuchu Film Chronicle映画上映会 フチュウ・フィルム クロニクル
2019.1.20 (sun) 13:00-19:15
多摩の映像作家の競演!
今まで府中でみられなかったアートフィルムの数々!
*各回上映後に作家によるトークがあります。
*各回入れ替え制
※プログラムは変更になる可能性があります。あらかじめご了承ください。
※作品上映中のご退席はできるだけご遠慮ください。
※託児サービスをお申し込みの方はこちらのPDFをご覧の上お申し込みください。
directors活躍する多摩の映像作家
内村 茂太shigeta uchimura
山崎 幹夫mikio yamazaki
芝辻 ペラン 詩子utako shibatsuji-perrin
富永 まいmai tominaga
歌川 恵子keiko utagawa
馬渕 徹toru mabuchi
ヤジマチサト士yajimachisatoshi
川口 肇hajime kawaguchi
タイムスケジュール
1月19日(土) | 上映 [1] 12:30 - 14:05 | 内村茂太+作家トーク |
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上映 [2] 14:30 - 16:10 | 山崎幹夫+作家トーク | |
1月20日(日) | 上映 [3] 13:00 - 14:40 | 芝辻ペラン詩子、富永まい+作家トーク |
上映 [4] 15:00 - 16:45 | 歌川恵子+作家トーク | |
上映 [5] 17:30 - 19:15 | 馬渕徹、ヤジマチサト士、川口肇+作家トーク |
*終了時間は作家によるトークの時間もふくまれます。
プログラム解説
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上映 [1] 内村茂太
日常の小さな風景を8mmフィルムでとらえた小さな日記映画たち。
内村さん自身によるナレーションは、ちょっと間が抜けていて、優しくて、笑うたびに肩の力が抜けていき、落語を聴いているような心地よさがあります。若いYouTuberたちが見たらきっと衝撃を受けるはず!
日常を舞台に描かれた、優しく知的な笑いをご体験ください! -
上映 [2] 山崎幹夫
ひとりの人間として、そして作家としてのアイデンティティに向き合い、タブーとの境界線ギリギリに突き進んでいくカメラ。
山崎作品が持つ”凄み”に圧倒されること間違いなし!また、8mmフィルムの伝道師でもあり、自身の長年の経験を惜しむことなく公開しているブログは、多くの愛好家の教科書となるほどの充実度です。
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上映 [3] 芝辻ペラン詩子、富永まい
2人のアニメーション作家のコラボ上映。
このプログラムは小さなお子さんも楽しめる内容です。富永作品が持つ、世界を深くえぐる鋭く冷静な視点に、大人は少しドキっとするかもしれません。また、芝辻作品はエンタテインメント性にあふれています。
どこかシュールで笑える可愛らしい作品群をお楽しみください!
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上映 [4] 歌川恵子
自身の内面を笑いと優しさでえぐる2作品。
『こころのうた』はカメラを家族や友人に向けて、自分の存在を探っていくセルフ・ドキュメンタリー。上映会場を出た後の会場の風景を変えてくれる作品です。
『みみのなかのみず』は、カメラという道具を得た作家が自らの混沌にせまる物語。この作品は漫画家・岡崎京子にも影響を与え、『私は貴兄のオモチャなの』は本作品にインスパイアされて描いたそうです。
イメージフォーラム・フェスティバル1994審査員特別賞受賞。 -
上映 [5] 馬渕徹、ヤジマチサト士、川口肇
フィルムで味わう、実験映像作家たちのディープな夜。
川口肇作品は、コンセプトや技術など全てが実験的で刺激的。そして優しい美しさにあふれています。実験作品からフェイク・ドキュメンタリーまで、8作品を8mmフィルムと16mmフィルムで上映します。
ヤジマチサト士の『つきよみ』は16mmフィルムでの上映。残酷で美しい映像と、観客の予想を超える物語は、ほかの作品にも通じる独特の世界観です。
馬渕徹は、プロラボで培った現像技術を駆使して白黒8mmフィルムを仕上げています。光と影を使った遊びを心底楽しんでいる作品を上映します。
映像作家プロフィール
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内村茂太
1974年広島県出身 多摩川住宅在住 カセットテープ番組『内村茂太のオールナイトニッポン』のメインパーソナリティ・ディレクター・リスナー・ハガキ職人の一人四役をこなす多忙な日々を送っている。 聖飢魔IIの扮装ではエース茂太、プロレスごっこでは小型新人ドリル内村名義で活動している。 幼少期に観た『兼高かおる世界の旅』と多感な中学生時代に観た『ポリスアカデミー』に影響を受け8ミリ映画制作を開始し現在に至る。 好きな言葉は「いばった奴はきらいだぜ」と「嘘はつくけど本気だぜ」
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山崎幹夫
1959年東京立川生まれ東村山育ち。中学生の時に家のタンスにしまってあった8ミリカメラを発見。友人と映画ごっこを始める。以来、映画作品をつくり続け2018年に作品数は100本に達した。現在、所沢市にて児童クラブ支援員の仕事をしている。著書『缶コーヒー風景論』『勇者の行くへ』『映画を楽しくつくる本』。
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芝辻ペラン詩子
武蔵野美術大学映像学科卒業、The Surry Institute of Art and Design University College BA(Hons)Animation 取得。英国マンチェスターで人形アニメーションの老舗スタジオでインターンののち、帰国。コアなファンの多いファッションドールをプロデュースする会社のインハウスアニメーターとして、プロモーション映像などを制作。2007年より作家活動を開始。2011年、artist-run-space merdreをオープンし、企画運営に携わる。2016年、暮らしと表現に芸術祭フェットFUCHU TOKYOを立ち上げる。2018年、NPO法人アーティスト・コレクティヴ・フチュウ設立、代表理事
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富永まい
多摩美術大学でえいがづくりを勉強。 CM制作会社(ピラミッドフィルム)でCMディレクターになり、CMの他にアニメーション、ショートムービーなどをつくりはじめる。 2008年よりフリーランスに。 映画「ウール100%」、「食堂かたつむり」の他、CM、PV、舞台、テレビドラマ、絵本の執筆、 NHK教育「シャキーン!」のアートディレクションなど、 はばひろく活動。
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歌川恵子
1971年東京生まれ神奈川育ち。多摩美大にて映像を専攻。今作はイメージフォーラム・フェスティバル等で上映された。現在稲城市在住の保育士。
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馬渕徹
1971年静岡県生まれ。多摩美術大学絵画科卒業。学生時代に写真と出会い、本格的に関わるようになる。卒業後プロラボに勤務。2001年渡豪、写真家サビーノ・メナ・バレットに師事。アシスタント/レタッチャーとして経験を積む。2006年帰国。2009年から数年間8mmフィルム映像作品を制作・発表。写真作品は個展/グループ展/インスタグラムにて発表を続ける。
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ヤジマチサト士
イメージフォーラム映像研究所卒。主に8mmフィルムを使った作品を制作。自主映画上映会や国内外の映画祭で上映される。自他共に認めるシネフィル。
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川口肇
1967年東京生まれ。九州芸術工科大学で制作を始め、福岡→山形→東京と活動の場を移しつつ、「機械の生理」粒子/ノイズ/映写/時間等を基軸にした映像作品制作を続けている。尚美学園大学専任講師、フィルムメーカー。
住所:府中市白糸台2-67-31 白糸台中央公園内
アクセス:京王線「武蔵野台」駅から徒歩5分、西武多摩川線「白糸台」駅から徒歩5分
お車でお越しの方は、近隣の有料駐車場をご利用いただけます。駐車場は台数に制限がありますので、できるだけ公共交通機関をご利用ください
託児サービスをご希望の方は「 託児サービス利用案内」PDFご覧の上メールでお申し込みください。締め切りは1月17日(木)です。
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、NPO法人アーティスト・コレクティヴ・フチュウ(ACF)
協力:日本映像学会アナログメディア研究会
* 本事業は「東京アートポイント計画」として実施しています。